アスペルガーを生きる。時に笑い、時に泣き。

アスペルガー当事者として、日々のこと、障がいのことを綴ります。

PMDD、私の場合。

こんばんは。
sflowerです。

前回の記事で、PMDDについて書きました。
sflower-tunaguito.hatenablog.jp

今回は、私自身の症状について書きます。

アスペルガーの二次障がい?

アスペルガー症候群の人は、心のバランスが取りにくくストレスが溜まりやすいです。
最初は肩こり、食欲不振、疲れやすいなどの症状から始まり、悪化してくると、うつ、パニック障がい、統合失調症などの二次障がいを引き起こす可能性があります。
このPMDDも、二次障がいと考えられます。

アスペルガーの人は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不足している状態になることがあります。
セロトニンは、感情のコントロールに欠かせない物質で、しっかり分泌されていれば不安や怒りなどを抑えられます。
PMDDも、セロトニン不足が原因であると言われていますが、解明はされていません。

私は月経開始約1週間前になると普段より怒りっぽくなり、時にカッと頭に血が昇ることもあります。
つまり、セロトニンが不足していることによって怒りを抑えられず、感情のコントロールがうまくいっていない状態であるとも考えられます。

私は数年前から、PMSに悩んでいましたが精神科通院して投薬治療を受けてもなかなか良くなりませんでした。
そして、約3年前から月経開始1週間前になると感情のコントロールがうまくできなくなり、普段よりも泣いたり怒ったりすることが増えてきました。
家ではほんの些細なことで怒り、母を困らせ、弟を怖がらせてしまうほどでした。
大声が出て、壁を蹴ったりドアをバタンときつく閉めたりもしました。
怒った後には、涙が止まらなくなり苦しくなりました。

そこで、このことを精神科の医師に相談しました。
すると、私の病気はPMSではなくPMDDであることが告げられました。

自分でも調べてみると、まさに自分に当てはまる事が多かったです。

診断が出た後は

その後は、これまで毎日飲んでいた漢方薬に加え、レクサプロという薬が処方されました。
現在でも、変わらずに月経開始前の2週間だけ飲んでいます。

薬を飲んでいても、月経前になると仕事中に眠くなったり、集中力が落ちたりして困ることがあります。
また、同じ女性であってもPMDDの辛さをなかなか理解してもらえないこともあります。

現在も、PMDDのため突然ひどい絶望感に襲われ、泣いてしまうことがほぼ毎回あります。
「どうしてこんなに苦しいの・・・」
と考えてしまいます。
母にも、この時期に入ると「女の子の日の1週間前に入った」と正直に話しています。
現在でも、前ほどではないですが些細なことでイライラし、母に当たってしまうことがあります。
その時には、お互い落ち着いた後で母に話を聴いてもらっています。
しかし、一度当たってしまったら後悔するので、なるべく気持ちを荒立てないように気を付けています。

この記事を書いている今も、月経開始1週間前を切っています。
今回はまだそれほどひどい症状はありませんが、仕事から帰ったらしっかり体を休めるようにしています。

しっかり自分と、PMDDと向き合っていきたいと思います。

それではまた。