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アスペルガーを生きる。時に笑い、時に泣き。

アスペルガー当事者として、日々のこと、障がいのことを綴ります。

「ちゃんとして」「早くして」は言わないでほしい

こんばんは。

この2つは、私が昔の仕事中に言われて戸惑った言葉です。

私たち発達障がい者は、あいまいな表現を嫌います。

「ちゃんとして」

「もー、ちゃんとして下さい!」
と注意されると、心の中で
「何をどう、ちゃんとしろっていうの!!それを言って下さい!」
と反発していました。

もちろん、「何をですか?」と聞くともっと怒られる気がして言えませんでした。

このような時には、私の仕事(製造業)の例を出すと
「このTシャツ、こんな風に畳んでくれると助かるな」(見本を見せながら)
などのように、優しく声をかけてもらいたいです。

発達障がいの人は、指示通りに動くのが苦手です。
そのため、周りの人の手を煩わせてしまうこともよくあります。

しかし、本人はわざとやっているわけではありません。

確実に、目の前の仕事をこなそうとしているのです。

私も、学生時代のアルバイトの時からいろいろな仕事をしてきましたが、怒られることが多かった方だと思います。
不器用で覚えることが遅くても、とにかく必死でした。

周りの上司からは「使えない人」のレッテルを貼られていたと思います。
そこが、特に一般就労の辛い所でした。

「早くして」

パン屋さんで製造の仕事をしていた頃のこと。
時間に追われて、ピザに乗せるジャガイモを茹でている時のことです。
同期「早くしてよ!」
私の心の声『私だって早くしています!分かっています!』
この時、私の中で何かがプツンと切れました。

私は次の瞬間、缶切りを確か壁に投げつけていました。
やがて、数ヶ月後に私は退職することになりました。

私としては、周りに合わせてそれなりに早く行動しているつもりでしたが、それでも遅い、マイペースと思われていました。

当時はサンドイッチの製造をしていましたが、限られた短時間で作るのが大変でした。
発達障がいの人には、調理関係の仕事は向いていないと思うのが、私の体験から言えることです。
周りに合わせて、早く行動するのが苦手だからです。

この場合は、「(なるべく)○時までに終わらせて下さい」と言うのが無難だと思います。

まとめ

発達障がいは、見た目では分かりにくいので「使えない人」のレッテルを貼られてしまいがちです。

もし、他の人とペースが合わない、どこか不器用な人がいれば、その人は発達障がいかもしれません。

また、障がい者雇用では障がいをオープンにして働けます。
私も障がい者雇用で働いています。
職員さんや先輩方は、具体的に指示をして下さるので働きやすいです。

しかし、一般就労だとここまできめ細かい対応は難しいと思います。

もし、周りのペースについていけない人が職場にいたとしたら、
「ちゃんとして」や「早くして」と言わずに、穏やかに具体的な指示をしてもらいたいです。


「ちゃんとして」「早くして」と言われると、余計に混乱してしまい、パニックになるかもしれません。
どうか、優しく見守ってあげて下さい。


それが、私からの願いです。

それではまた。