アスペルガーを生きる。時に笑い、時に泣き。

アスペルガー当事者として、日々のこと、障がいのことを綴ります。

心に空白を。

おはようございます。
sflowerです。

私は、一度空白の時間ができるとそれを埋めることに必死でした。
余計なことを考えたくなくて。
先日も、一日予定のない日に美容院の予約を入れて行きました。
髪はスッキリしたので良かったのですが。

空白を埋めたい

バス停での待ち時間にたいした意味もなくスマホをかまったり、
通勤中のバスの中でずっと音楽を聴いていたり・・・

平日に帰宅してから自分の部屋にいても、
「何しようかな・・・」
と、常にすることを考えていて、
よほど疲れた時にしか
「何もせず、ボーッとする」
という選択肢は選びませんでした。

そして、いつの間にか疲れが溜まって精神的に不安定になる・・・

  空白の時間ができる
     ↓
それをどうにかして埋めようとする
     ↓
  疲れてしまう
     ↓
  不安定になる
     ↓
そしてまた空白の時間ができ、
不安を消すために何かで埋めようとする・・・

悪循環でした。

ある一人の女性が教えてくれた

そんな時、一人の女性のブログに出会いました。
記事は、後ほど貼ります。

女性に自分らしい働き方を提案する新しいお仕事、
ワークライフスタイリストの絢香さん。

この仕事の第一人者、宮本佳実さんの元で学びました。
ameblo.jp

絢香さんのお話に戻ります。

彼女は美容学校を卒業後、激務により精神的にも体力的にもボロボロになった時期がありました。
その後、心のことを勉強し、ネイリストやコールセンターなど様々な仕事を経験した後に
ワークライフスタイリストという道を選びました。

最近の彼女のブログでハッとさせられた記事がこちら。
ameblo.jp

空白も絶対に必要。

私は、気がつけばスケジュール帳の空白を埋めようとしていました。
そして、
「忙しい方が余計な事を考えないで済む、気が紛れる」
と思い込むようになっていました。

ところが、先日急にハンドメイドの注文が立て続けに3件入り、
仕事から帰宅した後も梱包作業に追われ、翌日出勤前に郵便局へ行き
窓口で発送し、その後職場で仕事をこなす日々が数日続きました。

注文が落ち着いた後は、疲れ切っていました。
仕事も、2日間ほど遅刻して行ったほどです。

この経験から、私はこれまで入金から3、4日で発送していたのを
7日に延ばし、本業に今まで以上に集中するために発送までゆとりを
頂くことにしました。

そうすると、自然と空白の時間ができます。

アスペルガーである私の脳は、発達障がいではない定型発達の人に比べて
ただでさえ忙しく、常に何かを考えている。

だからこそ、空白の時間を作って体も脳も休ませる時間が必要。

改めて、絢香さんに教えられました。

何も予定がない時間は、神様がくれた休息。

好きな仕事をして、時には空白の時間を愛して心も体も思いっきり休める。
そんな風に日々を過ごしていきたいです。

それではまた。